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やりすぎのこすれ・ひりひりの手当て ― 休ませ方と受診の目安

⏱ 読む時間の目安:約5分

夢中になって長く続けたあと、性器の皮ふがひりひりする、赤くなる、お風呂でしみる。男性にも女性にも、よくあることです。多くは摩擦による軽い皮ふの刺激ですが、手当てを知らずに続けると長引きます。また、似た症状の中には、受診が必要な感染症がまぎれていることもあります。このコラムでは、こすれた時の手当ての流れ、次から防ぐ工夫、受診の目安をまとめます。

ひりひりの正体:摩擦による皮ふの刺激

アメリカ国立医学図書館の医療事典(MedlinePlus)は、皮ふと皮ふ、または皮ふと衣類などがこすれて起きる刺激を「こすれ(Chafing)」と説明しています。性器のまわりは皮ふが薄く、とくにこすれやすい場所です。一人時間で起きやすいきっかけには、次のようなものがあります。

まずやること:手当ての流れ

  1. その場でやめる:アメリカ皮膚科学会(AAD)は、痛みや違和感が出たり、皮ふが赤くなったりしたら、すぐにその動きをやめるようすすめています。続けると水ぶくれになることがあります
  2. ぬるま湯でやさしく流す:ローションや汗を流す。せっけんは控えめに
  3. 押さえて乾かす:タオルでこすらない
  4. ワセリンを薄くぬる:MedlinePlusは、こすれた所にはワセリンなどを、皮ふが落ち着くまで使うよう案内しています。ぬるのは外側の皮ふだけにして、腟の中や尿道の口には入れない
  5. ゆったりした綿の下着にする:きつい下着やざらざらした生地は避ける(MedlinePlus)
  6. 落ち着くまで一人時間はお休み:こすれのもとになった動きは、皮ふが落ち着くまで控える(MedlinePlus)
こすれた時の手当てやめる → 流す →守る → 休ませる1その場でやめる痛み・赤みが出たら。続けると水ぶくれに2ぬるま湯で流すローションや汗を落とす。せっけんは控えめ3押さえて乾かすこすらない4ワセリンを薄く外側の皮ふだけ。腟の中や尿道の口には入れない5落ち着くまでお休みゆったりした綿の下着で
出典:MedlinePlus「Chafing」、アメリカ皮膚科学会。

水ぶくれができたら

AADによると、こすれでできた水ぶくれは、多くが1〜2週間で自然に落ち着くので、つぶさずにそのままにしておくのが基本です。そして、皮ふが元どおりになるまで、原因になった動きを再開しないこと、とされています。

ただし、性器の水ぶくれは、こすれだけが原因とはかぎりません。小さな水ぶくれがやぶれて赤いただれになる、ちくちく・ひりひり・かゆみが先に出る、といった症状は、性器ヘルペスのこともあります(NHS)。こすれに心当たりがあっても、水ぶくれやただれが出た時は、自分で決めつけずに受診してください。

次から防ぐ工夫

受診の目安

次のような時は、男性は泌尿器科か皮膚科、女性は婦人科か皮膚科で相談してください。

性感染症が心配な時は、保健所などで無料・匿名の検査を受けられます。症状がある時は、病院やクリニックへの受診がすすめられています(厚生労働省)。

このコラムは、軽いこすれの手当ての目安です。病気を見分けたり、治したりするものではありません。市販の薬を使う時は、性器に使えるかを説明書きや薬剤師に確かめてください。症状が強い時、迷う時は、早めに受診しましょう。

修行のお題 次の一人時間は、ローションを始める前から使い、15分たったら一度手を止めて、肌の様子を見てみましょう。赤みが出やすい日・出にくい日を、記録アプリ「修行帳」にメモすると、自分に合う強さと長さが分かってきます。

受診の目安こすれに似た病気もある1〜2週間たっても落ち着かないまたは悪くなっている水ぶくれ・ただれ・膿性器ヘルペスのことも。自分で決めつけない腫れ・強い痛み・熱おしっこの時の痛み、いつもと違う分泌物出血が止まらない、しこりがある、くり返す男性:泌尿器科・皮膚科女性:婦人科・皮膚科
出典:アメリカ皮膚科学会、NHS「Genital herpes」、厚生労働省。

参考にした資料

📜 オナニー道の心得📓 記録アプリ「修行帳」