18歳未満の方は閲覧できません

このサイトは成人向けの性の健康の情報と、商品の紹介を含みます。

18歳未満です(退出)
オナニーの達人 仙人がやさしく教える、からだの練習帳

当サイトはアフィリエイト広告(PR)を利用しています。紹介している商品のリンクから購入されると、運営者に報酬が支払われることがあります。医療の診断に代わるものではありません。

← 女性編の目次

第2章 はじめる前の準備

⏱ 読む時間の目安:約4分

茶道でも、お茶をたてる前に道具を清め、場をととのえるよね。この道も同じで、準備がととのうと、心と体がほどけやすくなるんだ。入門の二歩目として、その「場づくり」を話そう。

安心できる時間と場所

「誰かに気づかれるかも」という不安があると、体はなかなか高まらない。安心は、いちばんの下ごしらえなんだ。

体と心をゆるめる

お風呂上がりのように体が温まっていると、力が抜けやすい。横になったら、鼻から吸って、口からゆっくり長く吐く呼吸を何回かくり返してみよう。いきなり性器に触れなくていい。首すじや腕、太ももの内側などをなでて、「触れられている感覚」に気持ちを向けるところから始めよう。そのほうが、気持ちが切り替わりやすいよ。

手と爪の準備

外から見える部分(外陰部)の皮膚や、しめった内側の膜(粘膜)は、薄くて傷つきやすい。性の相談サイト「セイシル」で回答している産婦人科医も、基本としてふたつを挙げている。清潔な手で行うことと、傷つけないよう爪を短くしておくことだ。爪を切ったあとは、やすりで角を丸くしておくと安心だよ。手洗いは始める前だけでなく、終わったあとにも。

もうひとつ覚えておきたいのは、腟の中は洗わなくていい、ということ。腟の中では、体を守る菌(乳酸菌)がはたらいている。そのおかげで少しすっぱい状態(弱酸性)に保たれ、ほかの菌が増えにくくなっている。症状がないのに何度も腟の中を洗うと、その守り役の菌まで流してしまう。だから、すすめられていないんだ(ペアケア、産婦人科医監修の記事)。外側をぬるま湯でやさしく流すくらいで十分だよ。

道具の清潔

道具を使うなら、使う前と後に洗うのが基本。irohaは、TENGAの女性向けブランドだ。その記事では、水やぬるま湯だけでもよいとしている。そのうえで、デリケートな部分に使うものなので、中性洗剤で洗うことをすすめている。また、アルコールが濃すぎる消毒剤や、長い時間の浸け置きには注意が必要だという。シリコンの手ざわりを変えてしまうおそれがあるからだ。洗ったらよく乾かして、ほこりのつかない袋やポーチにしまっておこう。

潤滑剤という心強い味方

潤いが足りないまま触れると、こすれてひりひりしやすい。そこで役立つのが、すべりをよくする液(潤滑剤)なんだ。ローションや潤滑ゼリーとも呼ばれるよ。

アメリカで2,453人の女性が5週間、日記の形で記録した研究がある。水が主な成分のもの(水性)や、シリコンが主な成分のもの(シリコン性)を使ったときに、ひとりでの性行為の快感と満足度の評価が高かった。さらに水性のほうが、シリコン性よりも性器の症状の報告が少なかった(Herbenick ら, 2011)。同じ研究グループの別の分析では、多くの女性が「潤っているほうが届きやすいと感じる」と答えている(Jozkowski ら, 2013)。

これは研究に参加した人が、決められた数種類の潤滑剤を使ったときの記録なんだ。すべての製品やすべての人に当てはまるとは限らないよ。「届きやすいと感じる」というのも、本人の受け止め方をたずねた結果なんだ。

選ぶときのポイントは次のとおり。

準備は、自分をていねいに扱うための小さな儀式なんだ。爪をととのえているその時間から、もう修行は始まっているよ。

修行のお題 「わたしの準備リスト」を作ってみよう。時間帯、場所、通知オフ、爪、潤滑剤、終わったあとの片づけ。5つ以上書き出して、次の機会に上から順にととのえてみてね。

参考にした資料

← 第1章第3章 →