達人は後始末まで美しく ― においを残さない片づけの作法
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この記事の目次
一人時間は、終わったあとの片づけまでがひと区切りです。後始末が雑だと、部屋ににおいが残ったり、家族に気づかれないかと気になったりして、次の一人時間まで落ち着かなくなります。このページでは、男性にも女性にも向けて、においを残さない片づけの手順をまとめます。
始める前に:片づけ道具を手の届く所へ
- トイレットペーパー:数メートル分を巻き取って手元に置く。いちばん大事な道具です
- タオル1枚:シーツや肌を守る下敷きに。汚れても洗えばよい
- 口をしばれる小さな袋:トイレに流せない物(コンドーム、使い捨ての道具など)を入れる
- 使う道具(ローションや電動の物)は、ふたを開けた状態で置かない。こぼれるとシーツにしみる
精液やローションの始末:トイレットペーパーに出して、トイレに流す
ティッシュに出してごみ箱に捨てると、時間がたつにつれて部屋ににおいが残りやすくなります。おすすめは、トイレットペーパーで受け止めて、そのままトイレに流す方法です。
- トイレットペーパーは水に溶けるように作られているので、トイレに流せる。数枚を重ねて受け止める
- ティッシュは流さない:ティッシュは水に溶けにくく、トイレや排水管をつまらせる原因になると、東京都下水道局が呼びかけています。ティッシュを使った時は、口をしばれる袋に入れてから捨てる
- 一度にたくさん流さない:トイレットペーパーでも、必要以上に使うとつまる原因になります(東京都下水道局)。多い時は2回に分けて流す
- コンドームは流さない:水に溶けないので、トイレットペーパーで包み、袋に入れてごみとして捨てる
お風呂場で出さない
シャワーのついでに、と浴室で済ませる人もいますが、浴室の排水口に流すと、精液が排水口のぬめりにからんで残り、においの元になりやすい、という声が多くあります(経験者のあいだでよく語られることで、研究で確かめたものではありません)。お風呂でした時も、トイレットペーパーで受け止めて、トイレに流すと安心です。
体と手:ぬるま湯で、やさしく
- 拭く時はこすらず、押さえるように
- できればシャワーで、ぬるま湯で洗う。香りの強いせっけんは皮ふを刺激しやすいので避ける
- 手は、せっけんで指の間まで洗う。手のにおいは意外と残る
道具の片づけ:その日のうちに洗って、乾かす
- 使った道具は、説明書きのとおりにその日のうちに洗い、水気をとってから、風通しのよい所で完全に乾かす。湿ったまましまうと、においやカビのもとになる
- 乾いたら、ふた付きの箱や袋にしまう。直射日光と高温の場所は避ける
- くり返し使う道具の手入れは、男性編・女性編の「道具の選び方」の章にもまとめています
部屋とシーツ:最後に空気を入れかえる
- 下敷きにしたタオルは、その日の洗濯物にまぎれさせて洗う
- ローションがシーツについた時は、乾く前にぬれタオルでたたいて落とす。水溶性のローションなら、ふつうの洗濯で落ちることが多い
- 終わったら、窓を少し開けるか換気扇を回して、数分間空気を入れかえる
- ごみ箱の中身が気になる時は、その日のうちに口をしばって、家のごみ袋に移しておく
修行のお題 次の一人時間は、始める前に「トイレットペーパー・タオル・袋」の3つを手元にそろえてから始めてみましょう。終わったあと、10分以内に片づけと換気まで終えられたら、達人への一歩です。